ネットマイルブログのSo-net移行に伴い、メインを別ブログの「日々是好日」と致しました。これからも「ヨウツベ三昧」共々よろしくお願いします。(各リンクは左記参照)
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イベント『星新一ゆかりの地を歩く』~その5 [イベント]
3回程の予定だったのが、今回で5回目になってしまいました。
元のイベントである「星新一展」レポも含めると6回目ですね。
さてさて、今日が最終回となります。
お付き合いいただきありがとうございます。
また宜しく・・・ってここで終わっちゃだめですよ。
薬用植物園を最後に見た後、星一胸像前で記念撮影をし、星薬科大学の見学は終了しました。
こちらは粗品(?)。
資料の入った手提げと、ボールペン(黒赤)・シャープペンが1本になったペンを頂きました。
両方とも「HOSHI UNIV.(UNIVERSITY)」の名前入りです。
この後私達一行はぞろぞろと戸越周辺の見学へ向かいました。
何しろ総勢30名を超える人数ですから結構な一団でしたね。
戸越銀座の看板です。
「戸越銀座」は総延長約1.6kmの長い商店街ですが、この戸越銀座内で3つの商店街(商栄会、中央会、銀六会)に分かれています。
(なおウィキに寄れば、日本一長いわけではないそうです)
ウィキペディア:戸越銀座の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E8%B6%8A%E9%8A%80%E5%BA%A7
戸越銀座商店街のHP
http://www.togoshiginza.jp/
戸越銀座は日本で最初の「○○銀座」です。
実は本物の銀座ともつながりがあり、これがその証明。
大正12年の関東大震災で被災した銀座のレンガを戸越が譲り受け、水はけの悪かった大通りなどに再利用した縁で「銀座」の名前を一番最初に譲り受けたそうです。
関東大震災というと、例の星薬科大学本館が作られている最中ですから、星一ももしかしたら関わっていたかもしれませんね。
(星新一は震災後の大正15年生まれ)
戸越銀座商店街から少しそれて、星邸跡へ向かいました。
星新一は新婚時代と晩年を除き、殆どをこの戸越で過ごしたそうです。
現在星邸は無く、今は高層マンションが建っています。
個人の方がお住まいですので写真は載せません。
が、こういうページがあったので載せておきます。
(じゃあ写真を載せなくても一緒か?)
http://stock.home4u.jp/detail/view/0005693
第二京浜沿いに建っている茶色っぽいマンションです。
昔の星邸はご想像通りにとても立派な邸宅だったそうです。
バブル崩壊の頃とは言え、勿体無い話です。
そこからすぐの所にある階段。
よくここを散歩してたそうです。
この石垣と階段は当時からある古い物。
またここに行く途中、行きつけの病院も教えてもらいました。
http://hospital.health.goo.ne.jp/detail.php?hid=fbj-175145
刑部医院・・・産婦人科[m:75][m:206]
注射(栄養剤かな?)を打ってもらったり、軽い症状でも見てもらったりと本当に行きつけでよく来ていたそうです。
ご家族のお話を紹介してくださったのですが、晩年に高輪に引っ越してからはそういう病院が近所になく、その為体調不良が早期発見できなかったのではないかということでした。
行きつけの主治医ってやっぱり大事なんですね。
先ほどの階段を下りて、再び戸越銀座商店街に戻り、更に品川方面へ歩いて行きました。
平日とは言え買い物客が増えてくる夕方、30数名の団体は邪魔だったろうな~と思います。
最後はこちらの「明昭館」さん。
本屋さんです。
勿論星新一御用達。
お忙しいところ、お店の奥さんに出てきていただきお話を伺いました。
お店の前に大勢人が居るものですから、道行く人が何事かと立ち止まって一緒に話を聞いたりしていました。
星新一はここで本を注文して買っていたそうですが、主に資料とする本が多かったそうです。
なので文学作品のようなものは余り注文されなかったとか。
お店ももう50年やっているそうなので、戸越の中でも馴染のお店だったのでしょうね。
またあくまでもお店とお客さんなので、殆ど個人的な話はしなかったし、決しておしゃべりな人ではなかったそうです。
ここで解散です。
時間は予定よりも大分過ぎていました。
首に掛けていた参加証を返却するのですが、中に入っている紙を貰っている人がいたので、私も記念に頂きました。
ホシヅルが可愛いです。
戸越銀座駅に向かいながら、夕日に照らされた商店街の人ごみの中、長身の星新一が歩いているような気がしました。
「作家 星新一」が亡くなってからもう12年以上。
きっと商店街も昔とは姿が変わってきているでしょう。
それでもまだ、この街には星新一の面影が残っているのだと感じました。
その星新一は決して「大先生」ではなく、サンダルを履いて近所に散歩に出てきたただのおじさんなのかもしれません。
「本当の星新一」とはどういう人物だったのか。
そんなことは永遠に、誰にも分かりません。
人間には一面しかないわけではないから。
それでもファンとして、ほんの少しの断片でも触れることが出来て嬉しかったです。
そして勿論、更にまた読みたくなってきましたし。
同時に思ったのは、甥っ子とか、若い世代にも是非読んでもらいたい。
古びることを嫌った星新一の作品。
それがいつまで古びないでいられるかは分からないし、古びるのは言葉の宿命でもあるから仕方ないけれど、それでも読んでほしい。
この間文庫の「星新一 一〇〇一話をつくった人」を読んで以来、ちょっと文庫中毒です。
活字中毒じゃなくて、文庫中毒。
文庫がいい。
出かけるときに持っていけるし、立ったままでも読めるし。
本屋にあった星新一は、全部見覚えがあるような気がするけど、今度何か読もう。
できれば持ってないのがいいな。
それ以前に、まだうちに本があったかなぁ。
探してみなくっちゃ
(白状すると、うちの「星新一」の本の殆どが古本。星先生ごめんなさい。当時は子供だったからお金が無かったの)
星新一に関するイベントのレポートはこれで終了です。
長々とお付き合いくださった方、ありがとうございました。
その他のブログ
日々是好日「アリウムも揃うと不思議な風景」
http://maonya2.blog.so-net.ne.jp/2010-06-11
ヨウツベ三昧「戸越銀座のCM」
http://maonya3.blog.so-net.ne.jp/2010-06-11
戸越銀座散策にいかがでしょうか。
星新一を深く知るために。
元のイベントである「星新一展」レポも含めると6回目ですね。
さてさて、今日が最終回となります。
お付き合いいただきありがとうございます。
また宜しく・・・ってここで終わっちゃだめですよ。
薬用植物園を最後に見た後、星一胸像前で記念撮影をし、星薬科大学の見学は終了しました。
こちらは粗品(?)。
資料の入った手提げと、ボールペン(黒赤)・シャープペンが1本になったペンを頂きました。
両方とも「HOSHI UNIV.(UNIVERSITY)」の名前入りです。
この後私達一行はぞろぞろと戸越周辺の見学へ向かいました。
何しろ総勢30名を超える人数ですから結構な一団でしたね。
戸越銀座の看板です。
「戸越銀座」は総延長約1.6kmの長い商店街ですが、この戸越銀座内で3つの商店街(商栄会、中央会、銀六会)に分かれています。
(なおウィキに寄れば、日本一長いわけではないそうです)
ウィキペディア:戸越銀座の項
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E8%B6%8A%E9%8A%80%E5%BA%A7
戸越銀座商店街のHP
http://www.togoshiginza.jp/
戸越銀座は日本で最初の「○○銀座」です。
実は本物の銀座ともつながりがあり、これがその証明。
大正12年の関東大震災で被災した銀座のレンガを戸越が譲り受け、水はけの悪かった大通りなどに再利用した縁で「銀座」の名前を一番最初に譲り受けたそうです。
関東大震災というと、例の星薬科大学本館が作られている最中ですから、星一ももしかしたら関わっていたかもしれませんね。
(星新一は震災後の大正15年生まれ)
戸越銀座商店街から少しそれて、星邸跡へ向かいました。
星新一は新婚時代と晩年を除き、殆どをこの戸越で過ごしたそうです。
現在星邸は無く、今は高層マンションが建っています。
個人の方がお住まいですので写真は載せません。
が、こういうページがあったので載せておきます。
(じゃあ写真を載せなくても一緒か?)
http://stock.home4u.jp/detail/view/0005693
第二京浜沿いに建っている茶色っぽいマンションです。
昔の星邸はご想像通りにとても立派な邸宅だったそうです。
バブル崩壊の頃とは言え、勿体無い話です。
そこからすぐの所にある階段。
よくここを散歩してたそうです。
この石垣と階段は当時からある古い物。
またここに行く途中、行きつけの病院も教えてもらいました。
http://hospital.health.goo.ne.jp/detail.php?hid=fbj-175145
刑部医院・・・産婦人科[m:75][m:206]
注射(栄養剤かな?)を打ってもらったり、軽い症状でも見てもらったりと本当に行きつけでよく来ていたそうです。
ご家族のお話を紹介してくださったのですが、晩年に高輪に引っ越してからはそういう病院が近所になく、その為体調不良が早期発見できなかったのではないかということでした。
行きつけの主治医ってやっぱり大事なんですね。
先ほどの階段を下りて、再び戸越銀座商店街に戻り、更に品川方面へ歩いて行きました。
平日とは言え買い物客が増えてくる夕方、30数名の団体は邪魔だったろうな~と思います。
最後はこちらの「明昭館」さん。
本屋さんです。
勿論星新一御用達。
お忙しいところ、お店の奥さんに出てきていただきお話を伺いました。
お店の前に大勢人が居るものですから、道行く人が何事かと立ち止まって一緒に話を聞いたりしていました。
星新一はここで本を注文して買っていたそうですが、主に資料とする本が多かったそうです。
なので文学作品のようなものは余り注文されなかったとか。
お店ももう50年やっているそうなので、戸越の中でも馴染のお店だったのでしょうね。
またあくまでもお店とお客さんなので、殆ど個人的な話はしなかったし、決しておしゃべりな人ではなかったそうです。
ここで解散です。
時間は予定よりも大分過ぎていました。
首に掛けていた参加証を返却するのですが、中に入っている紙を貰っている人がいたので、私も記念に頂きました。
ホシヅルが可愛いです。
戸越銀座駅に向かいながら、夕日に照らされた商店街の人ごみの中、長身の星新一が歩いているような気がしました。
「作家 星新一」が亡くなってからもう12年以上。
きっと商店街も昔とは姿が変わってきているでしょう。
それでもまだ、この街には星新一の面影が残っているのだと感じました。
その星新一は決して「大先生」ではなく、サンダルを履いて近所に散歩に出てきたただのおじさんなのかもしれません。
「本当の星新一」とはどういう人物だったのか。
そんなことは永遠に、誰にも分かりません。
人間には一面しかないわけではないから。
それでもファンとして、ほんの少しの断片でも触れることが出来て嬉しかったです。
そして勿論、更にまた読みたくなってきましたし。
同時に思ったのは、甥っ子とか、若い世代にも是非読んでもらいたい。
古びることを嫌った星新一の作品。
それがいつまで古びないでいられるかは分からないし、古びるのは言葉の宿命でもあるから仕方ないけれど、それでも読んでほしい。
この間文庫の「星新一 一〇〇一話をつくった人」を読んで以来、ちょっと文庫中毒です。
活字中毒じゃなくて、文庫中毒。
文庫がいい。
出かけるときに持っていけるし、立ったままでも読めるし。
本屋にあった星新一は、全部見覚えがあるような気がするけど、今度何か読もう。
できれば持ってないのがいいな。
それ以前に、まだうちに本があったかなぁ。
探してみなくっちゃ
(白状すると、うちの「星新一」の本の殆どが古本。星先生ごめんなさい。当時は子供だったからお金が無かったの)
星新一に関するイベントのレポートはこれで終了です。
長々とお付き合いくださった方、ありがとうございました。
その他のブログ
日々是好日「アリウムも揃うと不思議な風景」
http://maonya2.blog.so-net.ne.jp/2010-06-11
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戸越銀座散策にいかがでしょうか。
星新一を深く知るために。
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>夢さくらさん
>青の風画さん
>xml_xslさん
>びくとるさん
>ほりけんさん
>musemistyさん
nice!ありがとうございました[__黒ハート]
by まおにゃ (2010-06-11 21:25)
>えりあるさん
>ちぃさん
nice!ありがとうございました[__黒ハート]
by まおにゃ (2010-06-12 11:26)
>でぶねこさん
nice!ありがとうございました[__黒ハート]
by まおにゃ (2010-06-12 22:43)